星趣味

光害地のベランダで天体撮影を始めました

木星観測

親切な知人から正立ミラー(!)とTOE4mmを借りることができた。

昨夜ベランダにbranca102sed(fl=700mm)を経緯台にセット。ダイアゴナルは借り物の正立ミラー。

明け方はやく目が覚めたのでベランダへ。木星は月とともにかなり西に傾いていて、空は曇っていたけれど、雲の切れ間でギリギリ観測はできた。

アイピース :①TOE4②ハイペリオンズーム+専用バロー③タカハシオルソ18mm +アストロストリート5倍バロー④笠井BS双眼装置+3倍エクステンダー+笠井WA12mm

 

どれも倍率は180-200倍前後。はっきり縞と確認できるのはNEBとSEBの2本のみ。大赤斑はギリギリみえる時間帯ではなかったがNEBから南西に走るフェストーンは結構しっかり見えた。いずれのアイピース でもS/STBやN/NTBはわからず。またskysafariではNEB内に白斑があるようだったがそれもわからなかった。縞が見える見えない、フェストーンが見える見えない、でいうとどのアイピースもそんなにかわらず、どちらかといえば双眼の利点で④が1番落ち着いて見えた。

ただ、NEBがより濃く見え、内部の暗部の濃淡の違いが見えたのは①TOE4mm。他のアイピースではそういう濃淡ははっきりとは認識できなかった(気がする)。

今年の夏こそミューロン180cを買うぞ、と息巻いていたけど最後の最後で決心がつかず、branca102sedを最大限いかしていこうと。